視覚障害者の生活に欠かせない点字の成り立ち

視覚障害者の生活に欠かせない文字と言えば点字でしょう。どのようにして点字が生み出されたのか紹介しましょう。

視覚障害者のための文字の工夫は古くから試みられてきましたが、その多くは文字の形を指で触れる方法で行われていました。 例えば、通常の文字を木片に彫ってみたり、ろう板に押し型で刻印をしたり、あるいは紐を使って文字にしたりしていました。 しかし、これらの文字は視覚障害者にとって読み書きをするには大変不便で難しい方法でした。

点字が初めて考案された国はフランスです。 パリの訓盲院という視覚障害者のための学校の生徒であり、その後同校の教官になったルイ・ブライユ(Louis Braille 1809~1852年)によって、1825年に考案されました。 そして、1854年にフランスで正式に採用されたことを皮切りに、各国で使われるようになっていきました。 また点字は英語で、ブレイル(braille)と言い、ルイ・ブライユの名前に由来しています。 日本の点字は、フランスで採用された点字をもとに東京盲唖学校の教員であった石川倉次(1859~1944年)によって翻案され、1890年に制定されました。 その後、石川倉次は日本点字の父と呼ばれるようになりました。

このようにして、古くから生み出された点字は今でも視覚障害者の生活を支えているのです。子供 視力回復 アイトレーニング